2023世界選手権大会(イタリア/ミラノ)7月22日 ~ 7月30日 開幕より嬉しいビッグニュースが飛び込んで来ました!
男子フルーレが、日本の団体史上初となる金メダルを獲得。決勝で中国との熱戦を45-35で制しました。
27日 個人戦で自身初の銅メダルに輝いた主将の松山恭助 選手(26=JTB)や、21年東京オリンピック(五輪)個人&団体4位の敷根崇裕 選手(25=ネクサス)に、世界ジュニア王者の飯村一輝 選手(19=慶大)と鈴村健太 選手(24=大垣共立銀行)が融合したメンバーで初の世界一に挑戦。
準々決勝でライバル韓国に45-41、準決勝で香港に45-35で勝ち、初の決勝に駒を進めます。
団体戦は5ポイント×9セットで45点を先取するか、試合時間3分×9セットが終了した時点で多く得点していたチームが勝ちます。
決勝では松山、敷根、飯村の3人がアジアの宿敵でもある中国と一進一退の攻防を繰り広げ、最後は敷根選手が
マッチポイントを奪って叫び、仲間と抱き合いました。
男子フルーレの団体は、10年パリ大会の3位(太田雄貴、千田健太、淡路卓、三宅諒)が過去成績。
この4人は、12年ロンドン五輪の団体で銀メダルに輝いていますが、太田雄貴らチーム戦の黄金期でも届かなかった世界選手権の頂点に、初めて立ちました。
他種目では、男子エペが一昨夏、東京五輪で日本悲願の初の金メダルをつかんだが、世界選手権では昨年の銅メダルが最高成績。
個人では15年モスクワ大会で太田雄貴が日本男子唯一の優勝を果たし、女子はサーブルの江村美咲 選手(立飛ホールディングス)が今大会、男女を通じて日本勢初の2連覇を達成。
しかし、団体は全種目で初の制覇。宿願を成就した選手はピスト上で喜びを爆発させ、笑顔で金メダルを掲げました!
敷根崇裕 選手 金メダルおめでとう!